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燕三条系背脂ラーメン
新潟県燕市発祥の背脂たっぷりのラーメンです。
燕市の特産洋食器の工場で働く人達の為に作られたという歴史を持ち、労働者向けに塩分を強くし、出前で運ぶ際に冷めない様にたっぷりの背脂でフタをしてあり、また、麺は伸びない様に極太麺を使用するという独特のスタイルのラーメンです。
スープは動物系と煮干しを一緒に炊き込むケースが多いですが、今回は別で作っておいた動物系清湯に煮干しを加える形で出汁を取ります。
作り方
背脂は小さくカットしておきます。
水から煮出し、アクが浮いてきたら取り除きます。
沸騰させると乳化してしまいますが、今回は時間短縮の為に強火で煮込みます。
圧力鍋を使っても良いでしょう。
煮込み終え、柔らかくなった背脂
動物系清湯スープを手鍋に取り、煮干しを加え常温からゆっくり加熱し出汁を取ります。
タレと少量の液状背脂を丼に入れスープを注ぎ、茹でた麺を投入し軽くほぐした後、上から平ざるなどを用い背脂をチャッチャします。
出来上がり
タレは醤油が基本です。
(最近は塩バージョンなどを提供しているお店もあります)
トッピングはチャーシュー、メンマ、刻みタマネギなどを用いるお店が多いです。
タマネギの代わりに長ネギを用いるケースや、磯海苔をのっけるお店もあります。
背脂のまろやかなコク、甘味が煮干醤油スープが合わさった一杯です。